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  • 西武“鬼門”交流戦へ…救援陣の負担増に不安 横田蒼和には大きな期待【5/25】

    西武“鬼門”交流戦へ…救援陣の負担増に不安 横田蒼和には大きな期待【5/25】

    通算勝率5割を切り、長年“鬼門”とも言われてきた交流戦を前に、現在の埼玉西武ライオンズには期待と不安が入り混じっている。

    特に気になるのは、ここ最近の救援陣への負担だ。勝ちパターンの登板数が増えており、今後の連戦を考えてもリリーフ偏重の戦い方はリスクが大きい。

    実際、ライオンズは近年もリリーフ陣の故障離脱に苦しんできた。

    ・高橋朋己
    ・平井克典
    ・森脇亮介
    ・平良海馬
    ・山田陽翔
    ・ウィンゲンター
    ・ラミレス

    など、勝ちパターン級の投手が離脱するケースは少なくない。

    一方で、二軍では高卒ルーキー・横田蒼和が存在感を高めており、将来に向けた明るい材料も見えてきた。

    さらに栗山巧の再調整や、西口監督の発言から見える今後の戦力整備など、交流戦前のライオンズには注目ポイントが多い状況となっている。


    交流戦前に気になる救援陣の負担

    交流戦は、ライオンズにとって長年の“鬼門”だ。

    実際、パ・リーグ球団の中で唯一、交流戦優勝経験がない。

    その中で気になるのは、ここ最近の勝ちパターン投手陣(篠原響と岩城)への負担増だ。特に接戦が続く中で、固定化されたリリーフ陣の登板数が増えている印象は否めない。岩城については昨日の記事にて言及した。

    日程面を見ると、現状は比較的余裕がある時期でもあるだけに、光成や平良以外の先発陣にも、より長いイニングを任せたいところだろう。

    短いイニングで継投に入る形が続けば、交流戦のような流れの読みにくい戦いでは後半に苦しくなる可能性もある。

    また、西口監督は「6月半ばくらいにはけっこうメンバーがそろってくるのでは」といった趣旨の発言もしており、戦力復帰への期待感も出てきた。

    現時点では詳細は不明ながら、ウィンやラミレスらの復帰を想像するファンも多い状況だ。


    横田蒼和の打撃内容に感じる“強さ”

    一方で、ファームでは高卒ルーキー・横田蒼和の打撃好調が続いている。

    横田については、すでに5月14日に取り上げたが、ファームの試合動画で目を引くのは鍛えられた下半身の太さだ。

    西武では線の細い若手野手が多い中、横田は構えやスイング時の土台部分に力強さを感じる。単純な体格だけではなく、かなり鍛え込んでいる印象を受ける部分でもある。実際、数字を見ても横田の打撃内容はかなり興味深い。

    横田蒼和の現時点のファーム成績

    ・30試合
    ・打率.305
    ・出塁率.337
    ・長打率.400
    ・OPS.737
    ・101打席
    ・95打数29安打
    ・二塁打5
    ・三塁打2
    ・14打点
    ・12得点
    ・三振12
    ・三振率11.9%
    ・四球3
    ・盗塁2

    三振率11.9%は、西武二軍チーム平均18.0%、イースタンリーグ平均18.3%を大きく下回る数字。さらに長打率.400も、イースタンリーグ平均.352前後を上回っている。高卒ルーキーとしてはかなり優秀なコンタクト率と言えそうだ。

    また、2月のルーキーインタビューの動画では、現在の憧れは吉田正尚で打率を残しつつ長打打てる選手になりたい旨の発言があったが、ファームでの成績から“当てるだけ”ではない打球強度も感じさせる内容だ。

    もちろん、まだ一軍実績がある段階ではない。ただ、将来的な期待感を持たせる素材であることは間違いないだろう。

    2026年5月20日の文化放送ライオンズナイタースペシャル 堀口文宏のラジオ フルスイング
    内のコーナー「ファームにフルスイング!」にて、生粋のライオンズファンであり子供の頃はナカジにあこがれていた旨の発言があった。

    本人も、以前より自身のアピール点として、打撃が強みであることを度々口にしている。

    特に現在のライオンズ打線は、若手の長打力不足が課題視されることも多い。その中で、横田のように“強く振れるタイプ”の存在は貴重に映る。

    過去記事も含め、今後も継続的に注目したい選手だ。


    栗山巧再調整と桑原昇格見込みへの反応

    栗山巧が再調整で二軍へ向かったことも話題となっている。

    一部SNS上では、「栗山合流後は勝率が高かった」という声も見られるが、仮に栗山一人の不在だけでチーム状態が大きく変わるのであれば、それはそれでチームとして問題でもある。

    もちろん栗山の存在感や経験値は非常に大きい。ただ、本来であれば若手や中堅も、栗山が示してきた準備や姿勢を理解し、自立していかなければならない段階だろう。

    また、5月26日には桑原の一軍登録が予想されているとの報道もあり、チーム内競争という意味でも新たな動きになりそうだ。


    交流戦は総力戦へ 先発陣の柔軟運用も鍵か

    現在のブルペン事情を考えると、交流戦期間中はローテーションに入らない先発投手をリリーフ待機させる形も一つの選択肢かもしれない。正直、光成と平良以外の先発陣にも、もう少し長いイニングを投げ切ってほしいところだ。

    特に篠原や岩城らへの負担を考えると、少しでも登板集中を避けたいところだ。

    交流戦は普段と異なる戦いになりやすく、試合展開も読みにくい。だからこそ、シーズン全体を見据えた投手運用が重要になってくる。

    単に目先の1勝を追うだけではなく、夏場以降も戦える体制をどう維持するか。

    交流戦は、その試金石にもなりそうだ。


    総括

    横田のような若手が出てくる一方で、交流戦ではチーム全体の総合力も問われる。ライオンズが長年苦しんできた“交流戦の壁”を今年どう乗り越えるのか、非常に重要な数週間になりそうだ。

  • 西武 カナリオ2発で首位攻防戦制す!2018年以来の首位で交流戦突入【5/24 オリックス戦】

    西武 カナリオ2発で首位攻防戦制す!2018年以来の首位で交流戦突入【5/24 オリックス戦】

    1 2 3 4 5 6 7 8 9
    オリックス 1 0 0 0 0 1 0 0 1 3 7 0
    西武 2 0 0 0 0 2 0 0 X 4 7 0

    勝利投手 西武 佐藤隼 (1勝1敗0S)
    敗戦投手 オリックス 吉田 (0勝1敗0S)
    セーブ 西武 岩城 (0勝1敗16S)

    オリックス 森友 5号(1回表ソロ)
    紅林 5号(9回表ソロ)
    西武 カナリオ 3号(1回裏ソロ)
    カナリオ 4号(6回裏2ラン)

    カナリオ2発で首位攻防戦制す

    西武がオリックスとの首位攻防戦を制し、2018年以来となる首位で交流戦へ突入した。

    試合内容は終盤まで緊迫感の続く展開だったが、その中で試合を決めたのはカナリオの一発だった。1回の同点弾、そして6回の勝ち越し2ラン。

    正直、多少守備で怪しくても、今の西武には“試合を一発でひっくり返せる打者”が必要すぎる。去年までの西武打線には、このタイプが本当にいなかった。

    オリックス投手陣相手に長打で試合を動かせたことは非常に大きい。このまま交流戦でも打撃を継続できれば、西武打線にとって欠かせない存在になっていく。

    滝澤夏央が連日のマルチ安打

    滝澤夏央の好調も継続している。

    守備での貢献は言わずもがな、毎試合コンスタントに打撃でも結果を残している点が大きい。現在の西武打線では、上位で出塁できる選手の存在感は非常に重要だ。

    守備や走塁だけでなく、打撃でも存在感を出し始めているのは大きなプラス材料。このまま交流戦でも継続できれば、打線全体にも好影響を与えそうだ。

    甲斐野3者連続三振と中継ぎ陣の踏ん張り

    終盤を支えた中継ぎ陣も非常に大きかった。

    篠原響は緊張感のある場面でも崩れず、連日の無失点投球。特に森友哉との対決は非常に見応えがあり、ファンとしても痺れる内容だった。

    さらに甲斐野は圧巻の3者連続三振。完全に流れを引き寄せる投球で、球場の空気を変えた。

    接戦を勝ち切るには、こうした中継ぎ陣の踏ん張りが不可欠。首位攻防戦でこの投球を見せられたのは非常に大きい。

    外野争い激化 去年までとは違う空気感

    去年までとは違い、今年は外野の競争が非常に激しい。

    現状では桑原、長谷川、カナリオが一歩リードという印象だが、固定ではなく結果が求められる状況になっているのが大きい。

    西川についても、今日のように守備固めとして使われる場面はあると思うが、昨年の成績で満足していい立場ではない。少ない打席でチャンスをどう生かすかが重要になる。

    近年の「横並びのドングリーズ」ではなく、結果を残した選手が生き残る競争状態になっているのは、本当に良い変化だと感じる。

    岩城16セーブ目も疲労不安

    最後は岩城が16セーブ目を挙げたものの、内容としてはかなり苦しい登板だった。

    先頭の紅林にホームランを浴び、その後はボークも絡んで2、3塁の大ピンチ。なんとかしのいだものの、見ている側としてはかなり胃の痛い展開だった。

    さらに昨日からの連投で合計51球。西武は毎年のように中継ぎ陣が故障しているだけに、岩城に依存しすぎる運用はかなり不安が残る。

    正直、この時期に51球はかなり怖い。「また夏前に壊れるのでは」と不安を感じた西武ファンも多かったと思う。

    調子の良い投手を柔軟に起用しながら、シーズン全体で守護神を支えていく形が必要になりそうだ。

    西武投手陣の“同じ打者にやられる問題”

    西武投手陣は、同じ打者に繰り返し打たれている印象が強い。

    日本ハムのレイエス、そしてオリックスでは森友哉。個人的に、彼らが打席に立つたびに、「また打たれるんじゃないか」という気持ちになってしまう。

    この日も森友に先制弾を打たれ、6回の打席も「あわやホームラン」という当たりでかなりヒヤヒヤした。

    篠原響との対決は非常に見応えがあったが、他投手は打たれすぎている印象が否めない。優勝争いをするうえで、今後もオリックスとは何度も当たるだけに、徹底的に対策してほしいポイントだ。

    林 安可の立場はさらに厳しく

    交流戦から桑原復帰が確定している中で、林 安可の立場はかなり厳しくなってきた。

    ここ最近は打撃でも守備でも決定的な結果を出せておらず、現在の外野争いでは後退している印象が強い。

    競争が激しくなった今の西武では、結果を出している選手を優先すべき状況になっている。現状の内容を見ると、優先順位が下がるのは仕方ないように感じる。

    交流戦で失速しないことが最大テーマ

    この試合最大のポイントは、「首位攻防戦を勝ち切った」という事実だ。

    交流戦前にオリックスを直接叩いて首位を奪還した意味は非常に大きい。特に交流戦は毎年順位へ大きく影響する期間でもあり、ここで失速しないことが重要になる。

    通算では交流戦勝率.492と苦戦傾向もあるだけに、今年はここを乗り越えられるかが大きなテーマだ。

    特に巨人、広島には交流戦通算で大きく負け越している。

    対巨人:27勝3分44敗
    対広島:31勝3分40敗

    交流戦でこの苦手意識を払拭できるかも、今年の西武にとって重要なポイントになりそうだ。

    総括

    西武がオリックスとの首位攻防戦を制し、2018年以来となる首位で交流戦へ突入した。

    カナリオの2発、滝澤の好調維持、そして激化する外野争い。チーム内競争の空気感は昨年までとは明らかに変わってきている。

    一方で、岩城の疲労問題や特定打者への対策不足など、不安材料も残る内容だった。

    交流戦で失速せず、本当に優勝争いを続けられるチームになれるか。ここからの戦いが非常に重要になりそうだ。

  • 西武、上田大河がプロ初勝利!源田が好守で躍動、篠原響が今日も圧巻【5/23 オリックス戦】

    西武、上田大河がプロ初勝利!源田が好守で躍動、篠原響が今日も圧巻【5/23 オリックス戦】

    チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
    オリックス 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 10 1
    西武 0 1 0 1 2 0 0 0 X 4 11 0

    責任投手

    勝利投手 西武 上田 (1勝0敗0S)
    敗戦投手 オリックス 髙島 (3勝1敗0S)
    セーブ 西武 岩城 (0勝1敗15S)

    試合所感

    西武が久々に“未来を感じさせる勝ち方”を見せた。序盤から小刻みに得点を重ね、投手陣も粘り強くつないで逃げ切った試合となった。

    上田大河のプロ初勝利について、5回途中から登板し、失点こそ許したものの、勝利投手の権利を得て記念すべき白星をつかんだ。

    また、滝澤、長谷川らが打で存在感を発揮するなか、オリックスに10安打を許しながら1失点で済んだ背景には、源田の存在があった。

    全体評価

    試合全体としては、「派手に打ち勝った試合ではない。ただ、若手の勢いと守備力で試合の流れを渡さず、今の西武が目指したい勝ち方を見せた試合だった。」という印象が強い。

    打線は派手さこそないものの、必要な場面で適時打が出た。投手陣も走者を背負いながら粘り、オリックス打線を1点に抑えたことは大きい。

    特に中盤以降は、西武側が試合の主導権を握り続けたまま進行していた。

    ポジティブ要素

    佐藤爽、アクシデントにも動じず粘投

    4回には西川龍馬の打球が直撃するアクシデントが発生。球場の空気も一気に緊張感に包まれた。

    それでも佐藤は続投し、味方の好守や二塁牽制死も絡めながらピンチを脱出。結果として5回途中1失点で試合を作った。

    「骨に異常なし」という情報も含め、ファンとしてはまず安心した試合だったと言える。

    滝澤の2番起用がハマり始めている

    滝澤は4回に貴重な適時打を放つなど、この日も攻守で存在感を見せた。

    最近5試合では17打数5安打4四球、打率 .294 / 出塁率 .429 と好調を維持。単なる短打だけでなく、出塁面でもチームに大きく貢献している。

    特に現在の西武打線では、「つなぎ役」として機能できる存在は非常に重要であり、2番起用との相性の良さを感じる内容が続いている。

    長谷川、ついに覚醒か

    5回の適時二塁打は、この試合の流れをさらに西武側へ引き寄せる一打だった。

    この日は2安打を記録し、打率も.268まで上昇。以前は粗さが目立つ場面もあったが、ここ最近は打席内容にも安定感が出始めている。ハセシンには、ファンが夢を見るだけのロマンがある。将来の獅子の顔としての期待が高く、「ついに来たか」と感じる試合が増えてきた。

    上田大河、待望のプロ初勝利

    大卒3年目でつかんだプロ初勝利は、本人にとって非常に大きな意味を持つ白星になってほしい。

    適時打で佐藤の走者を返してしまった場面はあったものの、そこで崩れず試合を立て直した点は評価したい。

    この白星をきっかけに、一軍で存在感を高めていきたい。

    源田の存在感が試合を締めた

    オリックスに10安打を許しながら1失点で済んだ背景には、やはり源田の存在があった。

    特に4回のピンチでは、1死一塁から内藤の二塁打を西川→源田→小島とつなぐ見事な中継プレーでアウトを奪取。流れが傾きかねない場面で、大きなプレーを見せた。

    さらに5回には、難しいショートゴロを冷静に処理して追加失点を阻止。守備で投手陣を支え続けた。

    そして5回裏には、貴重な追加点となる犠牲フライも記録。派手なヒーローではなくとも、「源田がいると試合が締まる」と改めて感じさせる試合だった。

    篠原響、今日も圧巻の投球

    中継ぎ陣の無失点リレーがよかったが、特に篠原響は、この日も強烈な存在感を放った。

    個人的に、今や西武の中でマウンドに出てきた瞬間の安心感が最もあり、もはや「確実に抑えるだろう」という感じがする。

    最近5試合の登板成績を見ても、その凄さが分かる。

    ・被安打1
    ・4ホールド
    ・奪三振: 10
    ・与四死球: 0
    ・WHIP 0.20
    ・奪三振率 18.00

    細かい説明が不要なほど、「今日もエグい」という表現がそのまま当てはまる内容。

    試合のポイント

    佐藤爽が粘り、源田が好守に躍動、滝澤・ハセシンが打撃好調で、上田がプロ初勝利をつかむ。久々にポジティブ要素が多く詰まった試合だった。

    ベテランと若手がかみ合い勝利できたことには大きな意味がある。

    総括

    西武が投打のかみ合った内容でオリックスに4-1で勝利。派手に打ち勝った試合ではない。ただ、若手の勢いと守備力で試合の流れを渡さず、今の西武が目指したい勝ち方を見せた試合だった。

    苦しい試合が続いていた中で、久々に「このチームの未来を見たい」と感じさせるゲームだった。

  • 西武 隅田を援護できず敗戦…ネビン不在で打線停止、首位との差は1.5ゲームに【5/22 オリックス戦】

    西武 隅田を援護できず敗戦…ネビン不在で打線停止、首位との差は1.5ゲームに【5/22 オリックス戦】

    1 2 3 4 5 6 7 8 9
    オリックス 1 0 0 0 0 0 0 0 4 5 12 0
    西武 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 6 0

    責任投手
    勝利投手 オリックス ジェリー (2勝2敗0S)
    敗戦投手 西武 隅田 (3勝2敗0S)
    セーブ

    本塁打
    オリックス
    西武 長谷川 6号(9回裏ソロ)

    試合所感

    また打線沈黙。
    首位オリックスとの差は1.5ゲームに広がった。

    隅田は粘っていた。試合を壊さず、ロースコアの展開に持ち込んでいたにもかかわらず、打線は最後まで援護できなかった。

    そして9回。黒田が4失点。
    これで完全に試合が壊れた。情けないピッチングだわ。

    全体評価

    本日試合前にネビンが体調不良により欠場の情報が入った時点で嫌な予感がしていたが、

    ネビン一人がいないだけで、ここまで打線が機能停止するのか。

    感情論と言われるかもしれないが、そう感じざるを得ない試合だった。

    本来なら、主力不在は“チャンス”。
    「今こそレギュラーを奪う」という空気を見せなければいけない状況だった。

    しかし実際には、打線全体が縮こまり、相手投手に淡々と処理され続けた。

    ポジティブ要素

    隅田が試合を壊さなかった

    打線援護ゼロの中でも、隅田は試合を作った。

    初回に失点こそ許したが、その後は粘り続け、試合を壊さなかった点は評価できる。

    昨年までと同様に打線が隅田を見殺しにした。

    長谷川の一発だけは意地を感じた

    9回裏、完封を阻止した長谷川のホームラン。

    試合展開を変える一発ではなかったが、最後に意地を見せた形にはなった。

    ゼロで終わるのと、最後に一本出るのでは、見ている側の感情も違う。

    ネガティブ要素

    ネビン不在で打線が完全停止

    これが一番深刻。

    ネビン一人がいないだけで、ここまで打線全体が止まってしまう状況は異常。

    しかも問題なのは、「誰かが代わりに奮起する空気」が見えなかったこと。

    本来なら、こういう時こそレギュラー争いをしている選手が前に出なければいけない。

    しかし今日は、そういう執念や危機感が見えづらい試合だった。

    “確変だったのか”と言われても仕方ない打線

    最近の打線は、また停滞感が強くなっている。

    一時期の勢いを見て期待感が高まっていただけに、今回の沈黙は不安を大きくした。

    「結局あの時だけだったのか」

    そんな空気が出始める敗戦だった。

    9回の黒田4失点が重すぎた

    1-0のままなら、最後まで何か起きる期待感はあった。

    しかし9回表の4失点で、試合は完全に終わった。

    接戦を維持していた試合が、9回で一気に壊れてしまった。

    試合のポイント

    ・打線が再び沈黙
    ・ネビン不在時の脆さが露呈
    ・隅田を援護できず
    ・9回黒田が4失点
    ・首位オリックスとの差が1.5ゲームに拡大

    総括

    隅田が踏ん張っていただけに、余計に悔しさの残る敗戦だった。

    ネビン不在でここまで打線が止まるのか。
    そして、その状況で「自分がレギュラーを奪う」という迫力を感じる選手が出てこない。

    (何年もそんな状況だったのに、野手は誰一人として奮起しなかったから今後も補強してくれ)

    明日の試合で打線が“確変ではなかった”ことを証明してくれ!!

  • 西武またも毛利攻略できず…終盤に立て続けのミスで接戦落とし首位転落【5/20 ロッテ戦】

    西武またも毛利攻略できず…終盤に立て続けのミスで接戦落とし首位転落【5/20 ロッテ戦】

    1 2 3 4 5 6 7 8 9
    ロッテ 0 1 0 0 0 0 0 0 2 3 7 1
    西武 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 7 2

    責任投手
    勝利投手 ロッテ 鈴木 (3勝0敗1S)
    敗戦投手 西武 佐藤隼 (0勝1敗0S)
    セーブ ロッテ 横山 (0勝1敗13S)

    本塁打
    ロッテ 山口 2号(2回表ソロ)
    西武

    試合所感

    久々に見ていて強烈にストレスの溜まる敗戦だった。

    終盤まで1-1で粘っていた試合を、9回のしょーもないミス続きで落とすという最悪の展開。しかも相手は、またしても毛利。いい加減にやられすぎである。

    大宮開催には以前から嫌なイメージを持っていたファンも多かったが、その予感が最悪の形で的中した試合になってしまった。

    全体評価

    接戦自体は作れていた。

    しかし、接戦を勝ち切るチームと、ミスで落とすチームの差が9回にはっきり出た印象が強い。

    しかもこの敗戦で首位陥落。単なる1敗では済まない、精神的ダメージの大きい試合だった。

    ポジティブ要素

    菅井を中心に試合自体は壊れなかった

    先発の菅井は山口の一発こそ浴びたが、大量失点せず試合を壊さなかった点は評価できる。

    ロースコアゲームに持ち込み、終盤まで勝負を作れていた以上、本来なら勝機は十分にあった試合だった。

    だからこそ、終盤のミスによる敗戦が余計に重く感じる内容でもある。

    投手陣は終盤まで踏ん張っていた

    菅井が珍しく7回まで投げ切り(102球程度なんだからたまにはもっと投げろと思ったが)、終盤まで1-1を維持していた。

    打線が爆発しない中でも、投手陣が粘って試合を成立させていた展開だっただけに、最後の崩れ方は非常にもったいない。

    昨日の佐藤太陽もそうだが、しょーもないミスは見ててイライラするし、今日に至っては敗戦につながっているため猛省してほしい。相手だって同じ条件なのだからグラウンドがいつもと違うとか何も言い訳にならない。

    ネガティブ要素

    9回のミス続きで試合を壊したのが最悪

    最大の問題はここに尽きる。

    接戦で終盤まで来ておきながら、9回にミス絡みで崩れて敗戦。こういう試合を落とすと、単なる1敗以上にチームへ悪影響が残る。

    見ていたファンの苛立ちが強かったのも当然の内容だった。

    毛利相手にやられ続けている現状

    また毛利である。

    毎回のように苦しめられ、接戦で封じられる展開が続いている。3回無死一三塁から暴投で1点取ったのみで、打線がぬるすぎる。しかも今回は終盤で競り負ける形になったことで、余計に嫌な印象が残った。

    しかも、西武だけが毛利に抑えられていることも非常に腹立たしい。「またか」という感情を抱いたファンは多かったはずだ。

    試合のポイント

    この試合は、ロースコア接戦を最後にミスで落としたことが全てだった。

    試合自体は十分勝負になっていた。しかし、終盤の細かなプレーで差が出た。

    接戦を勝ち切る野球を続けてきたからこそ、こういう負け方はファンのストレスも非常に大きい。

    総括

    1-1のまま終盤まで持ち込めていた以上、本来なら勝ち筋はあった試合だった。

    しかし、9回のミス続きで全てを崩し、首位陥落という最悪の結果になった。

    しかも、また毛利に苦しめられた形。見ていた側としては、かなりフラストレーションの溜まる敗戦だった。

  • 西武接戦制し貯金7到達。武内7回1失点の粘投&長谷川勝ち越し弾で首位堅守!【5/19 ロッテ戦】

    西武接戦制し貯金7到達。武内7回1失点の粘投&長谷川勝ち越し弾で首位堅守!【5/19 ロッテ戦】

    チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
    ロッテ 0 0 1 0 0 0 0 0 1 2 8 0
    西武 0 0 1 2 0 0 0 0 X 3 5 2

    勝利投手 西武 武内 (3勝2敗0S)
    敗戦投手 ロッテ ジャクソン (2勝5敗0S)
    セーブ 西武 岩城 (0勝1敗14S)

    ロッテ ソト 4号(9回表ソロ)
    西武 西川 2号(3回裏ソロ)
    長谷川 5号(4回裏2ラン)

    試合所感

    西武が接戦を制して首位をキープ。武内夏暉が7回1失点7奪三振の好投で今季3勝目を挙げた。走者を背負う場面はありながらも、無四球投球で崩れず、要所を締め続けた内容はまさに“崩れないエース”だった。

    打線では長谷川信哉の勝ち越し2ランが決勝点。競った展開で結果を残し続けており、現在の打線で最も頼れる打者の一人になりつつある。

    全体評価

    派手に打ち勝つ試合ではないが、今の西武はこういうロースコアゲームを落とさなくなっている。投手陣が踏ん張り、少ないチャンスを長谷川の一発で仕留める。今季の強さが詰まったような試合だった。

    ポジティブ要素

    武内夏暉が“崩れないエース”の投球

    武内は毎回のように走者を背負いながらも、無四球で試合を壊さなかったのが非常に大きかった。派手に圧倒したというより、要所で三振を奪いながら粘り強く抑え続けた内容で、先発として理想的な7回1失点だった。初回のけん制アウトも含め、冷静なマウンドさばきも光った。

    長谷川信哉がまたも“勝負強さ”発揮

    4回の勝ち越し2ランは、まさに今の長谷川を象徴する一打だった。5月は競った展開での打点が非常に目立っており、現在の打線で最も頼れる打者の一人になりつつある。6番という打順もかなりハマっており、このまま中軸として定着してほしい。

    滝澤夏央が2番で役割遂行

    無安打ながら2四球で出塁。今の滝澤に求められているのは長打ではなく、とにかく塁に出て上位打線へ繋ぐこと。その意味では十分に役割を果たした内容だった。現在の好調状態をどこまで維持できるかにも注目したい。

    篠原響が抜群の安定感

    篠原はこれで10試合連続無失点、さらに10ホールド目。現在のブルペン陣でも圧倒的な安定感を見せている。特にストレートの球威は見ていて驚かされるレベルで、正直かなりエグい。

    首位キープで貯金7到達

    派手な大勝ではないが、こういう接戦をしっかり拾えるのが今の西武の強さ。先発が試合を作り、中軸が決め、リリーフが締めるという理想的な勝ち方で、首位チームらしい試合運びだった。


    ネガティブ要素

    佐藤太陽のスタメン起用には疑問

    守備面ではかなり不安の残る内容だった。打線が覚醒気味とはいえ、今の西武は投手力を中心とした守備力を武器に接戦を勝ち切っている試合が多いだけに、守備面で不安のある起用はリスクも大きい。石井一成ではなく佐藤を優先した意図が見えづらく、もしバースデーということでの“温情起用”であれば、今後は避けてほしい。

    試合のポイント

    最大のポイントは4回裏の長谷川の2ラン。完全に流れを引き寄せる一打となり、そのまま逃げ切る形となった。また、武内が無四球で試合を組み立てたことも非常に大きかった。

    総括

    西武が接戦を制して首位を堅守。武内の安定感と長谷川の勝負強さが光る内容だった。大勝ではないが、今の西武らしい強さが詰まったゲームと言える。

  • 西武に近年にない一体感?栗山巧とネビンがもたらす好循環【5/18】

    西武に近年にない一体感?栗山巧とネビンがもたらす好循環【5/18】

    5月に入り、埼玉西武ライオンズはチーム状態の良さを感じさせる話題が続いている。

    今回注目したいのは、単なる勝敗ではなく、選手たちのコメントやチーム内の雰囲気から見えてくる“今のライオンズらしさ”だ。

    特に印象的だったのが、武内夏暉が語ったチーム状況、そして5月17日の殊勲者・岸のコメントである。

    武内夏暉が語った「好調の要因」

    『otto!』の記事では、武内夏暉が現在のチーム状況について言及していた。

    詳細は記事内で語られているが、少なくとも現在のライオンズには、近年とは少し違う空気感が漂っているように見える。

    単純に個人成績だけではなく、

    ・役割分担
    ・ベンチの雰囲気
    ・準備への意識
    ・ベテランから若手への働きかけ

    こうした部分が噛み合っている印象が強い。

    西武黄金時代の選手たちのインタビューでも、「選手各自が自分の役割を理解し動くことが徹底されていた」という趣旨の話はよく語られている。そう考えると、今年の西武は非常にいい流れに入っているようにも感じる。

    岸のコメントに見えた“今のライオンズ”

    5月17日の試合後、岸は、

    「『自分たちのやるべきことをしっかりやろう』ということを、日頃、栗山さんに言っていただいているので」

    とコメント。

    この発言は非常に象徴的だった。

    近年のライオンズは、勢い任せに見える試合も少なくなかった一方で、今年は「試合の進め方」に落ち着きを感じる場面が増えている。

    もちろんシーズンは長く、今後も浮き沈みはあるはずだ。

    ただ、若手主体のチームの中で、ベテランの言葉がしっかり浸透しているのであれば、それはかなり大きい。

    栗山巧のような存在が、数字以上の価値をチームにもたらしている可能性は十分あるだろう。

    ネビン復帰のインパクトはやはり大きい

    さらに現在の好材料として大きいのが、タイラー・ネビンの存在感だ。

    復帰後の打線には明らかに厚みが出ている。

    単純な成績面だけでなく、チームへの関わり方も印象的だった。

    Yahoo!ニュース掲載の記事では、ネビンがカナリオへデータ分析について助言していたことも紹介されていた。

    こうした部分は、助っ人外国人としてかなり珍しいタイプにも映る。

    自分だけではなく、チーム全体を見ながら動ける選手がいることは、長いシーズンでは非常に大きい。

    ライオンズは近年、外国人選手との噛み合わせに苦労した時期もあっただけに、ネビンの存在はかなり貴重に感じる。

    石井一成FA移籍理由から感じるもの

    石井一成のFA移籍理由についても話題となった。

    選手それぞれにキャリアや考え方があり、移籍という決断に至る背景も様々だ。

    ただ、その一方で、現在のライオンズには「チームとしてまとまりつつある空気」を感じるファンも多いのではないだろうか。

    個々の能力だけでなく、

    ・役割理解
    ・チーム内コミュニケーション
    ・ベテランの支え
    ・助っ人の献身性

    こうした部分が、今の好調を支えているようにも見える。

    個人的感想

    ここ数年のライオンズは、若手の才能自体は感じながらも、「チームとして噛み合っている感覚」が薄い時期もあった。

    しかし最近は、選手コメントからも前向きな空気が伝わってくる。

    特に岸のコメントはかなり印象的だった。

    栗山巧のようなベテランが、単なる精神論ではなく、「やるべきことを整理する存在」として機能しているのであれば、今のライオンズにとって非常に大きい。

    また、ネビンがカナリオへデータ分析面の助言をしていた話も、かなり好印象だった。

    こういうチーム内の繋がりは、シーズン後半になるほど効いてくる気がする。

    今後について

    もちろん、まだシーズン途中。

    好調がこのまま続く保証はない。

    ただ、現在のライオンズには「個人任せではない強さ」のようなものを感じる。

    若手、ベテラン、外国人選手。

    それぞれが役割を理解し始めているのであれば、今後さらに面白いチームになっていく可能性は十分ありそうだ。

    総括

    現在のライオンズは、単なる連勝や勢いだけではなく、チーム全体の空気感に変化が見え始めている。

    武内夏暉の発言、岸のコメント、そしてネビンの振る舞い。

    こうした細かな要素を見ても、近年にはなかった“まとまり”を感じるファンは多いはずだ。

    シーズンはまだ長い。

    それでも、「今年のライオンズは少し違うかもしれない」と感じさせるには十分な材料が揃いつつある。

  • 西武逆転勝利で首位浮上 岸の代打逆転弾&ネビン2戦連発【5/17 日本ハム戦】

    西武逆転勝利で首位浮上 岸の代打逆転弾&ネビン2戦連発【5/17 日本ハム戦】

    1 2 3 4 5 6 7 8 9
    西武 0 0 0 0 1 0 4 1 0 6 13 1
    日本ハム 0 0 2 0 0 0 1 0 0 3 7 0

    責任投手

    勝利投手 西武 ワイナンス (1勝0敗0S)
    敗戦投手 日本ハム 上原 (1勝2敗0S)
    セーブ 西武 岩城 (0勝1敗13S)

    本塁打

    西武 岸 1号(7回表2ラン)
    ネビン 7号(7回表2ラン)
    日本ハム

    試合所感

    西武が6-3で日本ハムに逆転勝利。ワイナンスが6回2失点の好投で来日初勝利を挙げ、ついに首位浮上となった。終盤は篠原、岩城のリレーで逃げ切り、接戦を制した。

    打線では岸が代打逆転2ランに加えてスクイズ成功と大活躍。ネビンも2試合連続となる7号2ランを放ち、試合を大きく動かした。

    また、平沢大河にも4試合振りのヒットが生まれ、トンネル脱出のきっかけとなるか注目される。

    一方で、5回の滝澤の内野安打判定を巡る場面では明らかな誤審であり、連日となる不可解な判定が見られた試合となった。

    全体評価

    劣勢の展開から終盤に一気にひっくり返した価値ある逆転勝利だった。投打がかみ合い、首位浮上にふさわしい内容となった。

    ポジティブ要素

    ・ワイナンスが6回2失点で来日初勝利
    ・岸が代打逆転2ラン&スクイズ成功の大活躍
    ・ネビンが2試合連続7号2ラン
    ・篠原-岩城の終盤リレーが安定
    ・平沢大河に4試合振りのヒット

    ネガティブ要素

    ・連日の不可解なジャッジ

    5回の滝澤の内野安打だが、球場のモニターのリプレイでも明らかにアウトとわかる判定にもかかわらず、セーフ判定となった。明らかな誤審。案の定思いっきり得点に結びついており。なんのためのリプレイセンター導入なのか。

    試合のポイント

    試合を決定づけたのは7回の岸の逆転2ラン。さらに直後にネビンが2ランを放ち、一気に流れを引き寄せた。

    終盤は篠原、岩城がリードを守り切り、首位浮上へつながる大きな1勝となった。

    総括

    苦しい展開を終盤でひっくり返し、西武がついに首位へ浮上。ワイナンスの来日初勝利、岸の大暴れ、ネビンの一発と見どころの多い試合だった。

  • 西武、隅田回避の緊急事態で惜敗…ネビン2発も球審野田に不満噴出【5/16 日本ハム戦】

    西武、隅田回避の緊急事態で惜敗…ネビン2発も球審野田に不満噴出【5/16 日本ハム戦】

    チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
    西武 0 1 2 1 0 0 0 0 0 4 4 0
    日本ハム 3 0 1 0 0 0 0 1 X 5 7 0

    責任投手
    勝利投手 日本ハム 柳川 (1勝0敗0S)
    敗戦投手 西武 甲斐野 (1勝1敗0S)
    セーブ 日本ハム 田中 (0勝0敗7S)

    本塁打
    西武 ネビン 5号(2回表ソロ)
    西武 カナリオ 2号(3回表ソロ)
    西武 滝澤 1号(4回表ソロ)
    西武 ネビン 6号(4回表ソロ)
    日本ハム レイエス 7号(1回裏3ラン)
    日本ハム 野村 4号(3回裏ソロ)

    試合所感

    今日はまず何より、隅田の状態が心配だった。

    先発予定だった隅田が肩の違和感で回避。病院検査では異常なしとのことだが、来週登板予定という情報が出ても、ファンとしては不安が消えない。

    その中で急遽先発した佐藤爽は、レイエスに3ランを浴びるなど4失点したとはいえ、よく投げたと思う。

    本来なら準備も難しい状況だったはずで、責められる内容ではない。

    一方で、今日どうしても許せなかったのが球審野田の判定。

    あまりにもゾーンが不安定すぎる。

    両チームにとって不幸な試合だったが、特に際どいコースでの判定が試合全体に強いストレスを与えていた。

    本当に日本も早くABSを導入してほしい。

    以前にも触れたが、こういう試合を見るたびに必要性を痛感する。
    以前の記事はこちら

    全体評価

    打線は4得点したが、内容を見るとかなり厳しい。

    ネビンの2発、カナリオ、滝澤の本塁打。
    すべてがソロホームランだったため、非常に効率が悪い。

    終盤の1点差勝負で押し切れなかったのも、その辺りが影響している。

    ポジティブ要素

    ネビンの2本塁打は非常に大きかった。

    苦しい試合展開の中で、長打で流れを引き戻した価値は高い。

    さらに、急遽先発となった佐藤爽は本当に頑張ったし、甲斐野は痛恨の失点となってしまったが、それ以外の中継ぎ陣は引き続き無失点リレーだったことは評価したい。

    平良抹消については、交流戦頭で先発起用するためとのこと。

    昨日3勝目を挙げた直後だけに驚きはあったが、先発転向を見据えた動きなら納得ではある。

    ネガティブ要素

    最大の問題はやはり球審野田。

    ストライクゾーンが安定せず、試合全体のクオリティを下げていた。

    これだけ技術が進歩している中で、未だに判定の個人差で試合が左右される現状には疑問しかない。

    試合のポイント

    隅田の回避というアクシデントの中で、チーム全体としてはよく戦った試合だったと思う。

    ただ、それでも勝ち切れなかった。ソロ本塁打だけでは限界がある。

    その中で、球審の不安定な判定が試合ストレスをさらに増幅させた印象が強い。

    総括

    隅田が軽症だったことだけが今日最大の救い。

    連勝も7でストップだが、連勝はいつか止まるものだからしゃあない。

    佐藤爽は緊急登板で責められる内容ではなかったし、打線も4本塁打で食らいついた。

    しかし、球審野田の判定には本当に怒りしかない。

    こういう試合を見るたびに、ABS導入の必要性を強く感じる試合だった。

  • 西武が完封リレーで7連勝!平良3勝目&ネビン先制犠飛&長谷川の2点二塁打【5/15 日本ハム戦】

    西武が完封リレーで7連勝!平良3勝目&ネビン先制犠飛&長谷川の2点二塁打【5/15 日本ハム戦】

    チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
    西武 0 0 0 0 0 1 2 0 0 3 8 0
    日本ハム 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2

    責任投手

    勝利投手 西武 平良 (3勝1敗0S)

    敗戦投手 日本ハム 達 (2勝4敗0S)

    セーブ 西武 岩城 (0勝1敗12S)

    本塁打

    西武 なし

    日本ハム なし

    試合所感

    3年振りの7連勝に加え、首位オリックスも敗戦。気付けばゲーム差は0.5まで縮まってきた。

    この試合は派手な打ち合いではなく、完全に投手戦。玄人にはたまらないロースコア勝利だった。

    全体評価

    先発平良は序盤から制球に苦しみ、与四球5。それでも崩れないのが平良らしさだった。

    7回無失点のHQSで3勝目。要所を締め続け、日本ハム打線に得点を許さなかった。苦しい内容でもゼロでまとめるあたりはさすがとしか言いようがない。

    また、昨年カモにされた達から勝てたことも非常に大きい。簡単にやられ続けるのではなく、しっかりやり返した点は価値がある。

    ポジティブ要素

    ネビンの先制犠飛は、この試合の空気を変える一打だった。均衡状態が続く中で、最低限の仕事を確実に決めたのは大きい。

    さらに長谷川の追加点も非常に価値が高かった。7回の2点適時二塁打で試合を大きく引き寄せた。

    俊足強肩に加えてパンチ力もあるだけに、あとは確実性をどこまで伸ばせるか。レギュラー定着への期待はさらに高まる。

    ネガティブ要素

    超ポジ試合ということもあり、ネガティブ要素は少ない。

    あえて挙げるとすれば平沢大河か。2試合連続無安打で打率を大きく下げたのはやや気になる。

    ただ、いい当たりがファインプレーに阻まれる場面もあり、内容自体はそこまで悪くなかった。まだ打率3割台を維持しているだけに、早く規定打席へ到達してほしいところだ。

    試合のポイント

    個人的に、8回以降の継投は今後の戦いにもいい影響を与えそうだと感じた。

    強力な日本ハム打線、しかも上位打線相手に、篠原と岩城はほぼゾーン内で勝負しながら安定の三者凡退。(甲斐野も見習ってほしい)

    3-0のまま篠原―岩城で締め切ったことで、勝ちパターンの形もかなり明確になってきた印象を受ける。

    ロースコアゲームを確実に取り切れることは、今後の上位争いでも大きな武器になりそうだ。

    総括

    3年振りの7連勝で貯金6。そして首位との差は0.5。

    派手な試合ではない。
    それでも、「今の西武は強い」と感じさせるには十分なゲームだった。

    平良が粘り、ネビンが先制し、長谷川が突き放し、最後は盤石リレーで締める。非常に完成度の高い勝利だった。