| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 10 | 1 |
| 西武 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | X | 4 | 11 | 0 |
責任投手
勝利投手 西武 上田 (1勝0敗0S)
敗戦投手 オリックス 髙島 (3勝1敗0S)
セーブ 西武 岩城 (0勝1敗15S)
Contents
試合所感
西武が久々に“未来を感じさせる勝ち方”を見せた。序盤から小刻みに得点を重ね、投手陣も粘り強くつないで逃げ切った試合となった。
上田大河のプロ初勝利について、5回途中から登板し、失点こそ許したものの、勝利投手の権利を得て記念すべき白星をつかんだ。
また、滝澤、長谷川らが打で存在感を発揮するなか、オリックスに10安打を許しながら1失点で済んだ背景には、源田の存在があった。
全体評価
試合全体としては、「派手に打ち勝った試合ではない。ただ、若手の勢いと守備力で試合の流れを渡さず、今の西武が目指したい勝ち方を見せた試合だった。」という印象が強い。
打線は派手さこそないものの、必要な場面で適時打が出た。投手陣も走者を背負いながら粘り、オリックス打線を1点に抑えたことは大きい。
特に中盤以降は、西武側が試合の主導権を握り続けたまま進行していた。
ポジティブ要素
佐藤爽、アクシデントにも動じず粘投
4回には西川龍馬の打球が直撃するアクシデントが発生。球場の空気も一気に緊張感に包まれた。
それでも佐藤は続投し、味方の好守や二塁牽制死も絡めながらピンチを脱出。結果として5回途中1失点で試合を作った。
「骨に異常なし」という情報も含め、ファンとしてはまず安心した試合だったと言える。
滝澤の2番起用がハマり始めている
滝澤は4回に貴重な適時打を放つなど、この日も攻守で存在感を見せた。
最近5試合では17打数5安打4四球、打率 .294 / 出塁率 .429 と好調を維持。単なる短打だけでなく、出塁面でもチームに大きく貢献している。
特に現在の西武打線では、「つなぎ役」として機能できる存在は非常に重要であり、2番起用との相性の良さを感じる内容が続いている。
長谷川、ついに覚醒か
5回の適時二塁打は、この試合の流れをさらに西武側へ引き寄せる一打だった。
この日は2安打を記録し、打率も.268まで上昇。以前は粗さが目立つ場面もあったが、ここ最近は打席内容にも安定感が出始めている。ハセシンには、ファンが夢を見るだけのロマンがある。将来の獅子の顔としての期待が高く、「ついに来たか」と感じる試合が増えてきた。
上田大河、待望のプロ初勝利
大卒3年目でつかんだプロ初勝利は、本人にとって非常に大きな意味を持つ白星になってほしい。
適時打で佐藤の走者を返してしまった場面はあったものの、そこで崩れず試合を立て直した点は評価したい。
この白星をきっかけに、一軍で存在感を高めていきたい。
源田の存在感が試合を締めた
オリックスに10安打を許しながら1失点で済んだ背景には、やはり源田の存在があった。
特に4回のピンチでは、1死一塁から内藤の二塁打を西川→源田→小島とつなぐ見事な中継プレーでアウトを奪取。流れが傾きかねない場面で、大きなプレーを見せた。
さらに5回には、難しいショートゴロを冷静に処理して追加失点を阻止。守備で投手陣を支え続けた。
そして5回裏には、貴重な追加点となる犠牲フライも記録。派手なヒーローではなくとも、「源田がいると試合が締まる」と改めて感じさせる試合だった。
篠原響、今日も圧巻の投球
中継ぎ陣の無失点リレーがよかったが、特に篠原響は、この日も強烈な存在感を放った。
個人的に、今や西武の中でマウンドに出てきた瞬間の安心感が最もあり、もはや「確実に抑えるだろう」という感じがする。
最近5試合の登板成績を見ても、その凄さが分かる。
・被安打1
・4ホールド
・奪三振: 10
・与四死球: 0
・WHIP 0.20
・奪三振率 18.00
細かい説明が不要なほど、「今日もエグい」という表現がそのまま当てはまる内容。
試合のポイント
佐藤爽が粘り、源田が好守に躍動、滝澤・ハセシンが打撃好調で、上田がプロ初勝利をつかむ。久々にポジティブ要素が多く詰まった試合だった。
ベテランと若手がかみ合い勝利できたことには大きな意味がある。
総括
西武が投打のかみ合った内容でオリックスに4-1で勝利。派手に打ち勝った試合ではない。ただ、若手の勢いと守備力で試合の流れを渡さず、今の西武が目指したい勝ち方を見せた試合だった。
苦しい試合が続いていた中で、久々に「このチームの未来を見たい」と感じさせるゲームだった。

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